蘭亭序は書道を学ぶときに必ず学ぶといっていい代表的な行書の古典です。
書聖と呼ばれる王義之の書いた「蘭亭序」は書の最高傑作として千数百年も前から書のテキストとしての役割を果たし名だたる書家に大きな影響を及ぼしました。
そして私たちもなおこの書を学んでいると思うと連綿と続く書を通じた繋がりに書の奥深さを感じます。
蘭亭序は教室で最初に取り組んでもらう古典の一つですが、中学生の課題としても使っています。
まだ本格的に臨書をする時間は少ないのですが、
年に1度の学生展では本格的に臨書課題に取り組みます。
中学3年生のAちゃんは昨年蘭亭序に続き、今回も蘭亭序でさらに上を目指します^^
展覧会では背伸びをするくらいの課題を設定するとみんな奮起してくれるので、
ちょっと難しいかなと感じる課題を展覧会のときは取り組んでもらうことが多いのです。
もともと頑張り屋さんだったAちゃんは必然的に一般競書生と同程度の課題に挑戦してもらうことになりました。
今回は事前に臨書練習も始めているので作品に練習の成果を反映できると期待しています。
これから子どもクラスの展覧会特訓の季節に入るので初めての子も上を狙う子も、みんな頑張ってもらいたいと思います^^/