雨のお雛さまになり、昨日とは打って変わり寒いですね。
三寒四温を経て桜の季節に突入していくのでしょう^^
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先日の土曜に現代を代表する女流書展を観に行きました。
我が師、柳沢朱篁先生をはじめ、書壇院からは中井言玉先生、宮下翠逕先生の作品が出展されていました。
女性の書家は仮名文字、調和体で認められている方が多いのか、出展作は大字書、かな、調和体が大勢を占めていたように思います。
色々な書壇の経験豊富な書家の作品を一堂に見られる展覧会は書道を取り組むうえでの学び、参考になること、気づきもあって面白いです。
常に漢字作品にじっくり取り組んできている身としては多様な作品に触れられる刺激を感じつつも、書壇院の先生たちの凛とした隷書作品、複雑な線質に表情を感じ、より一層魅力的に見えました。
派手さや奇をてらった感じのない、伝統に裏打ちされた確かな書の風格はやはり一朝一夕にたどり着ける境地ではありません。
その奥深さに私は惹かれてしまうんだなと実感しました✨
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