貧乏草

見かけたことあるけど名前の分からない道端の小さな花

かなりひどいネーミングですが、
何処にでもたくましく根を張り空き地に咲いてしまう生命力のため雑草の花の代表格になったのでしょう

私の子どもの頃は遊び場の空き地に散々咲いていました
幼稚園くらいの頃シロツメクサやペンペン草の花束や花環を作って遊んぶことがあったのですが、
「貧乏草」の花束は嫌がらせのいたずらで友達同士で押しつけ合うイメージ^^;

貧乏草という名前でしかその存在を知らない頃の懐かしい思い出です✨

でも、だんだん空き地が減り、時々通学路でけなげに咲いている「貧乏草」を見つけると、
次第に「よく見ると可愛らしいきれいな花ではないか」ということに気づくようになり、
名前が「ハルジオン」であることを知り中学生の頃には「貧乏草~」と思うこともなくなりました

そして一昨日道端で見かけたハルジオンに癒やされパチリ📷
よく考えたら漢字を知らなかったので調べてみると「春紫苑」
なんて美しい名前なのでしょうか

想像以上の雅な漢字が出てきたので「貧乏草」と足蹴にしてきた過去を恥ずかしく感じました^^;
名前を知るということは本当に大切ですね

イメージだけでその存在を足蹴にしてしまう・・・・・・
これは大変罪なことかもしれません

春紫苑ではなくても、
きっとそんな存在は気づくこともなく周囲にありそうな気がします

人は結構安易にイメージに左右されて行動してしまう動物なんだなと思うと、
その弱さを肝に銘じなければいけないですね

都会の道端に生きる小さな野草にも慈しみを感じる人になりたいです;;

この記事を書いた人