今年から始めた月1仮名書道講座は、
10月から後期に入りました^^
今月の仮名書講座は連綿を活かして書く手紙文です。
仮名(かな)は日本の特有の文字で日本語の表音文字です。
文字の文化としては仮名が生まれるまでは中国から伝わった「漢字」を借り、文書には「漢文」が使われていました。
「かな」は、中国から伝わった漢字をもとに平安時代に簡略化され、いわゆる万葉仮名が生まれました。
「かな」にはひらがな、片仮名、草仮名など多くの種類がありますが、今私たちは日常ではひらがな、カタカナに馴染みがありますが、それ以外のかなは外国語のようなものだと思います。
だから仮名文字は日本特有のものだからといっても改めて学び練習しなければ書くのも読むのも漢字以上に難しく感じることもあります。
そこで月1回からでも仮名文字に触れる機会を作ってみましたので、
興味のある方には気軽に小筆を持っていただきたいと思っています^^/
まずは小筆の使い方とともに万葉仮名、変体仮名などを知ることから始めて見てください。
0の知識が1になるだけで見える世界が変わります。
細い線の連なりにしか見えなかった仮名作品がそのうち意味の帯びた「仮名文字」として見えてくるはずです。