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もう10年以上になるのでしょうか、
以前は毎年夏になるとテレビでは平和を願うような特番や映画ドラマが流れていました。
いつの頃からか放映されなくなった「火垂るの墓」は「かわいそうすぎて見たくない」という人が多くなったからとも聞きました。

可哀そうだから見たくない、怖いから見たくない

今の子どもたちは「サクマドロップとせつこ」と聞いてもピンとこないんでしょうね;;
「火垂るの墓」はダイレクトに心に響くからこそ敬遠されるのかもしれませんが、
子どもたちの悲惨な末路を「トラウマになりそうだから見せない」のはいいことなのかどうか、疑問に感じてしまいます


テレビ自体を私も見なくなっているので何とも言えないですが、
今のメディアは戦争報道も何かぶつ切りのものを見せるだけで、
敢えて戦争の悲惨さを知る機会を減らしているような気がするのは気のせいでしょうか

広島や長崎の原爆投下の特集など民放でやっていたかどうか知りませんが、
過去の戦争を振り返るドキュメンタリー番組や映画やドラマも深夜のNHKの再放送で見かけるくらい。

そして終戦記念日の15日の今日を迎えました

今肌で感じるのは「戦後」というのはもはや幻想で、
今は戦前、もしかしたら戦中になっているのかも、という感覚です。

「戦争反対」という人がレッテルを貼られるような、
当たり前ことを言えない空気が漂っているのは私の気のせいでしょうか?
気のせいでありますようにm(__)m

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